Building collaboration between behavioural research and practice to improve health

By Katherine Brown, University of Hertfordshire, United Kingdom

The content of this blog post is in part drawn from my experiences working in a split role between a university and a local government public health department, with the opportunity to apply my research, intervention development and evaluation skills in practice.

Whether you’re commissioning, managing, designing or delivering health services, chances are there’s at least one behaviour that you need your service users to change for the service to successfully achieve its targets. This is because, regardless of the disease(s) your service targets, or whether these are communicable (e.g., flu, Covid-19, tuberculosis, sexually transmitted infections) or non-communicable (e.g., heart disease, COPD, type 2 diabetes, obesity), the way people behave contributes to the overall disease burden. This is not to say people should be blamed for their ill-health and considered to be solely responsible for their own health and wellbeing. Quite the opposite! A person’s health status is also the consequence of genetic, biological, social and environmental determinants. Consideration of these factors is key for health improvement and protection.

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Lost (and found) in translation: Effective communication with patients

By Zuzana Dankulincova, Pavol Jozef Safarik University, Slovakia

While most researchers are aware that disseminating study results is part of their ethical responsibility to research participants (and wish for their research findings to have clear, practical implications), the transition from awareness of evidence to widespread implementation can take a long time. Scientific knowledge is not always applied to everyday practice; when it is, it is usually not done consistently or systematically.

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休まなければダウンする: ヘルスケアにおける休憩の重要性

ジュリア・アラン、アバディーン大学(スコットランド)

By Julia Allan, Aberdeen University, Scotland

現代人の生活は多忙を極めている。私たちは、「スイッチがオン」になりっ放しのデジタル世界に住んでいて、仕事から完全にオフになることはめったにありません。多くの人が長時間仕事をしており、最前線で働く医療従事者はその典型と言えます。ヘルスケアの現場では長時間労働と高デマンド(患者からの要求)が当たり前、「通常」勤務の 8 時間を超えて働くことが日常で、そして重い責任が課されています。緊急処置を必要とする患者が次々と来れば、たとえどれだけ忙しくても,何時間も働き詰めだったとしても、医療従事者には医療を提供する義務があります。このように需要がひっ迫しているため医療現場では休憩はごくあたりまえに無視されます。実に  看護師の 10 人に 1 人は十分な休憩を取らず、3 人に 1 人は勤務中に食事休憩をめったに、または全くとらないことが報告されています。

休憩を取らないでいると、トイレに行けないという実際的な不快感をはじめ、健康的な食事をとる機会がなくなる、意気消沈や不満感が高まる、ろくに休まずに長時間勤務することによる認知的変化など、さまざまな悪影響が生じます。

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象と象使いをつなげる:モチベーションの役割

アントニオ・ラビサ・パルメイラ ルゾフォナ大学CIDEFES(ポルトガル); ISBNPAエグゼクティブディレクター

健康関連行動を長期にわたり持続させるモチベーションにはさまざまな要因が影響しています。行動科学者は、これらの要因をどのように組み合わせるべきかを解明しようとしています。たとえば、私はほぼ毎日ジョギングをし、30年以上続けています。私はこの習慣をどのように維持し、そしてなぜ続けることができたのでしょうか?ダニエル・カーネマンは二重システムの影響を指摘するでしょう。つまり、本能と感情を扱うシステム1と、熟慮的で意識的なシステム2があり、運動は健康に良いことを私は知っているのでシステム2が私に走れと命じていると考えられます。一方、エドワード・デシなら走ることが内発的に動機づけられていて、走ることは私の価値観やアイデンティティと合致するだけでなく、楽しいからだというでしょう。

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自分を変えるのは、自分で! 短期の思考介入

主観的な幸福は、私たちが生まれ持ったもの、生活の中で出会う状況、そして(幸運なことに!)意図的な行動によって決まります。これまでに多くの研究者が私たちの心理的機能を効果的に高める方法を検討してきました。中でも短期の思考介入(または肯定的評価)は心理的機能をポジティブに変容させてくれるツールの1つです。

短い文章のタスク(感謝のリストや手紙など)は心理的な幸福感を高めることが研究で示されています。87か国の大規模なマルチラボ研究では、簡単な再評価法(状況の感じ方を変える、または状況の肯定的な側面に注意を向ける)が、COVID-19パンデミックの間にポジティブな感情を高めたことを報告しています。ストレスを感じやすいイベントについてよく考えてみることは、そこからメリットを引き出すのに役立ちます。イベントの評価を行う間に、人は自分が置かれている状況の良い面について考えることができるのです。

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クリニックの外でカウンセリングを行う:モバイルテクノロジーの有望性

エゴン・デジョンキア& ピーター・カペンス、 ルーヴェン大学(ベルギー)

カウンセリングや心理療法の多くは、今も主としてカウンセリングルームの中で行われています。でも、カウンセリングルームを出た後で、患者は自身の問題と対峙し、良くなる機会を見つけ、カウンセリング・セッションで学んだことを実践するのに苦労することがあります。日常生活で起きていることに直接アクセスすることはカウンセリングに非常に有益であるという知見があります。そのような直接的な情報は、介入方法を決めたり、カウンセリングと実生活のギャップを効果的に埋めたりするのに役立ちます。

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患者が症状を管理するのを助ける:病識の重要性

ヤエル・ベンヤミニ、テルアビブ大学(イスラエル)

エバンゲロス・C・カラデマス クレタ大学(ギリシャ)

 

アンナとメアリーは健康な45歳の女性で、ヨーロッパの大都市に住んでいます。彼女たちの周りにはCOVID-19に感染した人が何人もいるし、COVID-19の情報にも日常的に触れています。アンナはCOVID-19が非常に深刻な病気であると信じており、もし感染したら、年齢的には深刻なことにはならないまでも、おそらく厄介な症状に長期間苦しむことになるだろうと心配しています。だから可能な限り在宅で仕事をして、外出の際には必ずマスクをつけ、そして追加の予防接種を受けようと思っています。

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ストレスの新しい捉え方は不安な心をどのように落ち着かせるのか

バート・バーキル ライデン大学臨床心理学部オランダ

PEPグループノールトウェイクオランダ

 

「感染して入院することになったらどうしよう?」「数か月請求書支払えなくなったら?」「ロックダウンは子どもたちの健康にどう影響するのだろう?」

 

コロナウイルスの脅威は、私たちの生活に大きな影響を与えています。どのような対策が必要かを判断したり、いかなるリスクが潜んでいるのかを推定するために、科学者はウイルスの流行について統計モデルを用いて理解しようとしています。これは確かにパンデミックをある程度制御するのに役立ちます。興味深いことに、私たちもそれぞれが常に科学者であるかのように行動しており、しかもその行動はより自動的になされています。人間の心は「予測マシン」で、私たちが感染したり、職を失ったり、批判されたりするリスクを常に推定しているのです。しかしながら、リスクの推定方法には個人差が大きく、中には強い不安に襲われてしまう人もいます

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If medicine is a team game, patients should play too: a psychological perspective on patient engagement

By G. Graffigna, Università Cattolica del Sacro Cuore, Italy

Healthcare professionals along the whole care journey must collaborate and coordinate their efforts for healthcare systems to function effectively. In other words, medicine requires teamwork to be successful. If we agree on this principle, then –adopting a sports metaphor –the patient too should be considered a player in the team!

The concept of patient engagement recognizes this, and it is an important ingredient for enhancing the effectiveness and sustainability of healthcare.

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2型糖尿病患者の減量と血糖管理をサポートするには

リア・エイブリー, ティーズサイド大学 (イギリス)

これまで2型糖尿病は進行性の疾患で,インスリン療法が不可欠だと考えられてきましたが,ライフスタイル・行動変容研究はこの悲観的な予後に異論を唱えています。2型糖尿病の有病率が高まるにつれて,症状を上手に管理する上で食事の役割と,食生活を見直すことの重要性を示すエビデンスが次々と出されています。

食事療法には大きく分けて2つの方法があります。1つは,食べるもの(例えば炭水化物など)に焦点を当て,ゆっくりと着実に減らすことにより最適な代謝と血糖管理を目指すものです。もう1つは食べる量に目を向ける方法で,大幅なカロリー制限をして急激に体重を減らす低カロリー食などがあります。

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